院長のつぶやき

院長のつぶやき

映画「37セカンズ」を観に行った。
数日前にたまたま深夜のNHKでそのドラマ版を目にして、その終わり方がなんとも途中のような気がして、でも次の回はどうやら無いようで・・・
気になって調べたところ、昨年の映画祭などで受賞歴のある映画のドラマ版ということがわかった。
しかも日本での劇場公開はもうじきということも。
地元のイオンシネマで上映するのを待ちきれずに名古屋まででかけた。

前半はほぼドラマと同じ展開だったが、後半からはドラマでは全く触れられていないストーリーだった。
ドラマ版か映画版か好みは分かれるところだと思うが、そのテーマは一貫している。
脳性麻痺の主人公はオーディションで選ばれた本当の脳性麻痺の女性だ。以前は一般人としての生活をされていたこともあり、
自然なしぐさ、立ち振舞、表情・・・映画なんだけどドキュメンタリーのような・・・彼女の体当たりの演技は必見だと思う。

やっぱり「自分からアクション」なんだなぁとつくづく実感。

公式サイトはこちら
http://37seconds.jp/

あらすじ
⽣まれた時にたった 37秒間呼吸が⽌まっていたことが原因で、⼿⾜が⾃由に動かない脳性⿇痺となった主⼈公・貴⽥ユマ(佳⼭明)。親友の漫画家のゴーストライターとして働いて⾃分の作品として出せないことへの寂しさや⻭がゆさ、そしてシングルマザーでユマに対して過保護になってしまう⺟・恭⼦(神野三鈴)との⽣活に息苦しさを感じていた。⾃分にハンディ・キャップがあることをつきつけられ、それでも 23歳の⼥性として望んでいいことだってあるはず。そんな思いの狭間で揺れる⽇々。 そんな時、ある出来事をきっかけに、ユマの⼈⽣は⼤きく変わり、⾃らの⼒で『新しい世界』を切り開いていくことになる・・・。本作は、⾃⼰表現を模索しようともがく中で、様々な⼈たちと出会い、思いもよらない展開でドラマティックにひとりの⼥性の成⻑を描いた物語。